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北海道
「訪問介護を利用したいけど、いったい料金はいくらかかるのだろうか」
と訪問介護に興味はあるけれど、具体的な料金がわからずに利用に踏み切れないという方いらっしゃいませんか?
訪問介護は自宅で生活しながら、身体介護・生活援助・通院時の乗車降車等の介助などのサービスを受けることができる便利なサービスです。
料金については要介護度に関係なく、どんなサービスをどのくらいの時間利用するかによって決まってきます。
この記事では訪問介護の料金に焦点をあて、
について説明します。訪問介護1回あたりの利用料金はそこまで高くないものですので、各個人の体調や生活状況にあわせ、必要なサービスを必要なだけ受けられるように考えてみましょう。
この記事をきっかけに訪問介護の利用を検討したい!という方はぜひ「そよ風」公式サイトより施設検索してみてくださいね。私たちは全国で介護保険サービスを展開しております。
※当該記事に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。また、記事中の触れられている法的見解についての責任は一切負いかねます。所管の自治体窓口または弁護士等の専門家にご相談下さい。「そよ風」のサービスに関してのお問い合わせや不明点は、お問い合わせフォームより受け付けております。
まず前提として訪問介護だけに限らず、介護保険が適用されるサービスは「単位」で料金が決められ、その「単位」は地域ごとに単価が決められてサービス利用料金が計算されます。
そして訪問介護の単位は、
で決まります。
以下が訪問介護の利用料金例(単位一覧)となります。
※地域単価10円での計算
※夜間(午後6時~午後10時)・早朝(午前6時~午前8時)は25%の割増、深夜(午後10時~午前6時)は50%の割増料金となります。
※身体介護に引き続き生活援助を行った場合は、上記とは別単位となります。
※2024年4月時点
一覧を見てわかるように、訪問介護は1回あたりの料金がサービス内容と所要時間で細かく単位が決められています。
要介護度ごとに料金はわけられてはいませんが、同じサービス内容でも要介護度が上がるとそれだけ介護に時間を要する場合も多くなりますので、所要時間が変わることで結果として要介護度が高い方の方が料金が高くなることがあります。
訪問介護のサービス内容について詳しく知りたい方はこちらの記事「訪問介護のサービス内容は3つ!注意点・他サービスとの違いもご紹介」をご覧ください。
そのほか料金(加算)とは
加算とは手厚いサービスや体制に対して加算される料金のことで、事業所により異なる料金です。そのため必ずかかる料金ではないのですが、サービス利用の際には事前に確認をするようにしましょう。
加算の一例は以下の通りです。
・初回加算
新規利用者の居宅に訪問しサービス提供責任者が自らサービスを提供した場合、またはサービス提供責任者がサービスを提供する介護スタッフに同行した場合、初回もしくは初月にかかる加算料金
・緊急時訪問介護加算
利用者や家族から要請を受けてサービス提供責任者がケアマネジャーと連携し、居宅サービス計画にない訪問介護(身体介護)を提供した場合にかかる加算料金
・特定事業所加算
訪問介護員に対する研修実施や定期的な会議の開催などの体制要件、事業所に所属する訪問介護員の介護福祉士の割合などの人材要件に適合している場合にかかる加算料金
1章では1回あたりの料金について説明しましたが、2章では訪問介護の利用例をいくつか挙げ、1か月あたりどのくらいの料金がかかるのか見てみましょう。
※利用料金は全て介護保険1割負担、地域単価10円の場合で計算
※2024年4月時点
利用例①
利用例②
利用例③
このように
などにより利用方法は様々です。また訪問介護を部分的に利用し、他介護保険サービスと組み合わせて利用される方もいらっしゃいますので、訪問介護は利用者の数だけ利用方法が考えられるサービスだと言えます。
訪問介護は1回あたりの料金は決して高くはありませんが、利用すればするだけ料金は高くなります。そこで所得の低い方などに適用される軽減制度がありますので、最後にご紹介します。
※2021年8月時点
・高額介護サービス費
1か月または1年間に支払った自己負担合計額が、所得により区分けされた上限額を超えたとき、超えた分が介護保険から払い戻される制度です。
・社会福祉法人等による低所得者に対する利用者負担軽減制度
低所得で生活が困難であると認められた方について、軽減を実施している介護サービス事業所からサービスを受ける際に、利用者自己負担額が1/4(老齢福祉年金受給者は1/2)軽減され、3/4となる制度です。
軽減制度以外で料金を抑えるための方法
大きく料金を抑えることは難しいですが、小さな工夫で料金を抑えることはできます。
例えば…
・宅食サービスと組み合わせて、食事の準備にかかる時間を減らす
・生活必需品の買い物は家族が休日にまとめて行う
など他サービスと組み合わせて利用したり、家族が近くにいる方は家族ができる限りフォローをするなど訪問介護に頼りすぎない生活を考えると、料金は少し抑えられるかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
訪問介護は細かい時間の単位で必要なものを必要なだけサービスが受けられますので、他の介護保険サービスと組み合わせるなどして上手に利用したいですね。
そこまで高い料金を支払うことなく介護負担を減らすことができますので、お気軽にご利用してみてはいかがでしょうか。
訪問介護について詳しく知りたい方はこちら「訪問介護とは?在宅介護の強い味方!メリットや料金を知ってぜひ利用しよう」をご覧ください。
またそよ風公式サイトでは、訪問介護のサービス紹介をはじめ介護サービス診断や施設検索など、様々なコンテンツを展開!訪問介護に興味をお持ちになった方は是非一度ご覧ください。
※当該記事に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。また、記事中の触れられている法的見解についての責任は一切負いかねます。所管の自治体窓口または弁護士等の専門家にご相談下さい。「そよ風」のサービスに関してのお問い合わせや不明点は、お問い合わせフォームより受け付けております。
訪問介護をはじめとした在宅系サービスの施設検索は、「そよ風」公式サイトよりお気軽にどうぞ。
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株式会社SOYOKAZE
事業統括本部部長(拠点サポート部署)
渡邉 祐貴
(介護福祉士・介護支援専門員)
介護現場に10年従事し管理者、生活相談員、計画作成担当者など様々な役務をデイサービス、ショートステイ、グループホームで経験。介護福祉士、介護支援専門員等の資格を取得し、介護の専門性を磨く。
その後、現在の役職となり介護業界での経験は約20年。
現場の感覚を忘れずに、課題や問題点を抽出し、その対策に日々取り組んでいる。
北海道
介護保険サービスは20種類以上あり、それぞれ用途やご利用目的が違います。
「どのサービスを使ったらいいのかわからない!」という方は、
まずはどんなサービスがあなたに適しているのか簡単にチェックしてみましょう!
最大4つの質問に答えていただくだけで、おすすめの介護保険サービスを紹介します。
介護保険サービスを利用するには行政が実施する要介護認定にて
要支援または要介護の判定を受けている必要があります
介護保険サービスはご自宅で生活しながら使うものと、施設に移り住むものがあります。
ライフプランに合わせて選択してください。
ご自宅でご利用できる介護サービスにはスタッフがご自宅に来てくれるものと、
介護が必要な方が通う施設があります。
ご自宅に来てもらうと住み慣れた環境で過ごせます。
施設に通うと他のご利用者との交流やレクやリハビリが充実しています。
移り住む施設の中には認知症のケアに特化しているものがあります。
施設を選ぶ際は認知症の有無をひとつの基準にしてみましょう。
日常生活を送るうえでどのくらい介護が必要かによって適している施設は変わります。
介護度を基準に選択してみましょう。