お知らせ

小学館から発行された『151人の名医・介護プロが教える「認知症大全」』

の著者の斉藤直子様より、以下のお言葉をいただきました

なないろクッキングスタジオ成城
プレオープンの折、
認知症診断から4年目の母と一緒に
女性セブンで取材させていただきました。

料理から３年は離れていた母が
手際よく包丁を使ったことも驚きましたが、
取材の後、若いスタッフの方々を前に
「高齢者は若い人の役に立つのかいちばん
嬉しいのよ」と豪語していたことに
はっとする思いがしました。

ケアの下にいると、どうしても
いろいろ出来ない弱者に見てしまう。
でも母はまだまだ若者の先達として生きているのだと
気づいたからです。出来ないことは増えても
母本人の本質は変わっていない。

他でもない家族が知るべきは
こういうことだと思っています。
なかなか活字で伝えるのは難しいのですが。
クッキングスタジオのような場に参加したり、
どんどん外に出ていくことで
認知症でない本人らしさに気づくことが
できると思っています。

有難いお言葉を頂けたことに、スタッフ一同、

感謝いたします。