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介護サービスを受けるためには「居宅介護支援」が必要と言われたけど「どんなサービスをしてくれるところなの?」「なぜ、必要なの?」と思っていませんか?
「居宅介護支援」は、ケアマネジャーとよばれる介護支援専門員が、利用者の必要としている介護保険サービスを適切に利用できるようにケアプランの作成などを行ってくれるサービスです。
そもそもケアプランがなければ介護保険サービスを受けることができないのですが、どうすれば利用できて、具体的にどんなことをしてくれるのか、いまいちわかりにくいですよね。
そこでこの記事では、
を、簡単にわかりやすくまとめています。
「居宅介護支援」を理解することで、介護保険サービスの利用開始のハードルもグンと下がり、利用しやすくなりますよ。
※当該記事に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。また、記事中の触れられている法的見解についての責任は一切負いかねます。所管の自治体窓口または弁護士などの専門家にご相談ください。「そよ風」のサービスに関してのお問い合わせや不明点は、お問い合わせフォームより受け付けております。
居宅介護支援とは、ケアマネジャーが心身状況や置かれている環境、希望に応じて、適切な介護サービスを利用できるよう、介護の計画書であるケアプランの作成や見直しをするサービスです。そのプランに基づき事業者や自治体などの関係機関との連絡・調整も行います。
また、様々なサービスを組み合わせて、一人一人にあった提案や変更などの管理(マネジメント)をしてくれることから「ケアマネジメント」ともよばれています。
ケアマネジャーが行う主なサービス内容は以下の3つです。
それぞれの内容を具体的にみていきましょう。
ケアプランは介護保険サービスを受けるうえで必要な書類です。
利用者一人ひとりにあった介護保険サービスの種類や頻度などをプランニングします。
ケアプランがないと介護保険サービスを利用できないため、ほとんどの方が居宅介護支援でケアプランを作成しています。
サービス提供事業者の調整や利用開始の手続き、市区町村への要介護認定の更新や変更、各種手続きの代行も行います。
作成したケアプランを見直す必要がないかなど、月に1回以上利用者の自宅訪問を行い、定期的に確認をします。身体状態が変わるなど、必要に応じてプランの見直しを行います。
「居宅介護支援」は誰でもサービスを受けられる訳ではなく、要介護1~5の方を利用の対象としています。ただし、同様のサービスとして要支援1・2の方が受けることのできる「介護予防支援」があります。
その違いを具体的にみていきましょう。
「居宅介護支援」と同様に、ケアマネジャーによるプランの作成や関係機関との連絡調整、モニタリングを行います。
サービス開始後のケアマネジャーによる訪問回数が比較的少ないため、新たに利用したいサービスがある場合や、身体状態に変化がある場合は、その都度、相談をしましょう。
要支援1・2の方が利用できる介護予防サービスについて詳しく知りたい方は「介護予防サービス15種類の内容・料金・利用方法を簡単にわかりやすく解説」もあわせて読んでみてください。
介護保険サービスは、利用者の所得に応じて1~3割を自己負担する必要がありますが、「居宅介護支援」は介護保険から全額が給付されます。
つまり、利用者の自己負担金は0円です。
これは、可能な限り自立した生活を送るために、「居宅介護支援」の役割が重要だと考えられているからです。その利用を促進するためにも実質無料での提供が行われています。
ここでは、居宅介護支援の利用をイメージしやすくするため、その流れをまとめます。
「居宅介護支援」を利用するためには、要介護認定を受けている必要があります。
<申請>市区町村の担当窓口
都道府県などの指定を受けた居宅介護支援事業者リストの中から選びます。
また、一度契約した事業者があわない場合は途中で変更することも可能です。
事業所が決まったら契約書を交わし、居宅介護支援のサービス利用開始です。
居宅介護支援を受けるためのケアマネジャーが選任されます。利用者がケアマネジャーを選任することも可能です。
ただし、一人のケアマネジャーが担当で人数が法律で定められているため上限まで担当をもっている方は選任できません。
担当のケアマネジャーが選任されれば、いよいよケアプランの作成が開始されます。
ケアマネジャーが利用者のご自宅を訪問し、心身状況や生活環境を把握し、課題分析を行います。
その後、話しあいを行い、それらを基にサービスの種類や回数を決めます。
ケアマネジャーを通してサービス事業者との契約を行い、ケアプランに基づいたサービスの利用を開始します。
サービスが開始された後には、ケアマネジャーによる定期訪問によって内容が現状にあっているか確認が行われます。
(必要に応じてプラン変更を行います)
いかがでしたか?
「居宅介護支援」が介護保険サービスを受けるために必ず必要なものということが、簡単におわかりいただけたのではないでしょうか。
また、介護保険サービスの利用開始時だけではなく、継続して長く利用することになるサービスでもありますので、ぴったり相性のあうケアマネジャーを選びたいものです。
相性のよいケアマネジャーを選ぶためにも、「誰でも同じ?いいえ!ケアマネジャーの選び方5つのポイントを解説」もあわせて読んでみてください。
また、私たちが運営する「そよ風」でも、全国で居宅介護支援サービスを行っていますので、「そよ風」ホームページから検索してみてくださいね。
※当該記事に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。また、記事中の触れられている法的見解についての責任は一切負いかねます。所管の自治体窓口または弁護士などの専門家にご相談ください。「そよ風」のサービスに関してのお問い合わせや不明点は、お問い合わせフォームより受け付けております。
介護保険サービスをご利用検討の際は、「そよ風」公式サイトをご覧ください。
全国で様々なサービスを展開しています。
株式会社SOYOKAZE
事業統括本部部長(拠点サポート部署)
渡邉 祐貴
(介護福祉士・介護支援専門員)
介護現場に10年従事し管理者、生活相談員、計画作成担当者など様々な役務をデイサービス、ショートステイ、グループホームで経験。介護福祉士、介護支援専門員等の資格を取得し、介護の専門性を磨く。
その後、現在の役職となり介護業界での経験は約20年。
現場の感覚を忘れずに、課題や問題点を抽出し、その対策に日々取り組んでいる。
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介護保険サービスは20種類以上あり、それぞれ用途やご利用目的が違います。
「どのサービスを使ったらいいのかわからない!」という方は、
まずはどんなサービスがあなたに適しているのか簡単にチェックしてみましょう!
最大4つの質問に答えていただくだけで、おすすめの介護保険サービスを紹介します。
介護保険サービスを利用するには行政が実施する要介護認定にて
要支援または要介護の判定を受けている必要があります
介護保険サービスはご自宅で生活しながら使うものと、施設に移り住むものがあります。
ライフプランに合わせて選択してください。
ご自宅でご利用できる介護サービスにはスタッフがご自宅に来てくれるものと、
介護が必要な方が通う施設があります。
ご自宅に来てもらうと住み慣れた環境で過ごせます。
施設に通うと他のご利用者との交流やレクやリハビリが充実しています。
移り住む施設の中には認知症のケアに特化しているものがあります。
施設を選ぶ際は認知症の有無をひとつの基準にしてみましょう。
日常生活を送るうえでどのくらい介護が必要かによって適している施設は変わります。
介護度を基準に選択してみましょう。