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北海道
「高齢の親が怪我をしてしまったが、リハビリは病院に通うしかないのだろうか?」
「デイサービスでリハビリをやっていると聞いたことがあるけれど本当なのか?」
そんな疑問を感じたことはありませんか。
リハビリというと病院や診療所で行う医療サービスのイメージが強いですが、実際はどうなのでしょうか。
実は介護保険サービスでもリハビリやそれに近いサービスを受けることが可能です。
この記事では、
についてご説明します。
この記事を読めば、あなたに必要なサービスがわかるはずです。
なお私たちが運営する「そよ風」では全国にデイサービスを展開しております。この記事を読んでデイサービスに興味をお持ちになった方はぜひ「そよ風」の公式サイトをご覧ください。
※当該記事に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。また、記事中の触れられている法的見解についての責任は一切負いかねます。所管の自治体窓口または弁護士等の専門家にご相談下さい。「そよ風」のサービスに関してのお問い合わせや不明点は、お問い合わせフォームより受け付けております。
一般的なデイサービスでは、
というように様々なサービスが提供されています。
その中には「機能訓練」というサービスもあります。これは日常生活での動作を改善・維持するためのサービスです。機能訓練とリハビリは厳密には違いますが、リハビリと呼ばれることも多いようです。
この章では一般的なデイサービスの機能訓練について説明します。
デイサービスで行われている「機能訓練」は、日常生活の中で生じる基本的な動作を改善したり維持したりするための訓練です。機能訓練については明確な定義はありませんが、身体機能の改善を目的に行う訓練という考え方が一般的です。
具体的な内容は、
など幅広いものになります。
機能訓練には日常生活動作を改善するための運動なども含まれるため、リハビリと呼ぶ人も多くいます。
しかし厳密には、機能訓練とリハビリの意味は異なります。
リハビリは医師の指導のもと、理学療法士などの専門職が指導して、身体機能の回復や維持を目的に行う訓練のことです。「医師の指導」があるというところがポイントです。
デイサービスでの機能訓練=リハビリと考えて、ケガから回復する時に病院で行うようなマンツーマンのリハビリを期待すると、少しイメージと違うかもしれません。
・リハビリ(機能訓練)は少なくていい方
・食事やレクリエーションなど他サービスの充実を重視する方
には、デイサービスの機能訓練がおすすめです。
「身体の特定部位のリハビリを中心に行いたい」など、リハビリを重視してサービスを探している場合は、2章以降で説明する、リハビリ特化型のデイサービスやデイケア(通所リハビリテーション)をおすすめします。
※デイサービスについて詳しく知りたい方は「【デイサービスとは】特徴、費用、おすすめ、種類などを簡単解説!」の記事をご覧ください。
一般的なデイサービスの機能訓練は、資格を持った知識のある人が機能訓練指導員として行います。これは国のルールで定められおり、その人が主として機能訓練を担当し、他のスタッフと協力して訓練を行います。運動器機能向上計画書の作成なども行います。
機能訓練指導員に必要な資格(どれかひとつ以上持っていること)
《機能訓練を強化しているデイサービス》
デイサービスの中には、機能訓練に力を入れている施設があります。そのような施設では個人に合わせた計画を作成し、定期的に本人や家族に計画に対しての進捗を報告します。
機能訓練を強化しているデイサービスかを見分けるには、個別機能訓練加算を取得しているかを確認しましょう。
※個別機能訓練加算の取得とは…利用者一人ひとりに合わせた機能訓練で、国の基準を満たしたワンランク上のサービスを提供していることで、追加料金(加算)を利用者に請求できるということを意味します。
※リハビリ(機能訓練)だけにサービスを限定した特化型デイサービスもあります。特化型デイサービスについては、第2章でご説明します。
一般的なデイサービスでは、食事、入浴、レクリエーションといった様々なサービスが提供されていますが、「リハビリ特化型デイサービス(機能訓練特化型デイサービス)」では、リハビリ(機能訓練)に絞ってサービスを提供しています。
※第1章で述べた通り、デイサービスでの機能訓練は厳密にはリハビリとは異なりますが、第2章では分かりやすくするためにリハビリと記載しています。
デイサービスの機能訓練はリハビリとは異なりますが、ちゃんと有資格者がサービスを提供してくれます。わかりやすく言うと、シニア専用のスポーツクラブのようなイメージです。リハビリだけなので2〜3時間が多いようです。
短時間でリハビリ(機能訓練)だけを利用したい人や、まだ要介護度が低く入浴など他のサービスが不要な人には「リハビリ特化型デイサービス」がおすすめです。
【リハビリ特化型デイサービスの特徴】
特化型デイサービスを利用してみたい場合は、担当のケアマネジャーに相談しましょう。他の介護保険サービスと同様で、利用には介護認定を受けて要介護1〜5に認定されている必要があります。要支援1、2の場合は地域包括支援センターに相談しましょう。
施設によって、設備や個別リハビリがあるかどうかなど、サービス内容が異なります。
契約する前に、ぜひ見学に行きましょう。
リハビリ特化型デイサービスの例:ウェルビスタ ケアスタジオ
もうひとつ、介護保険サービスでリハビリが受けられるデイケア(通所リハビリテーション)をご紹介します。
「通所リハビリテーション」という名の通り、機能訓練ではなくリハビリサービスを提供します。デイサービスとは異なり、医師が常勤していることが特徴の一つで、医療ケアなどにも対応しています。医師が必ずいるので、より専門性の高い医療に基づいたリハビリを希望する人には、デイケアがおすすめです。
【デイケアの特徴】
・専門性の高いスタッフが必ずいる
専任の常勤医師が1人以上いること、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)が利用者100人ごとに1人以上いることが必要。
※リハビリ特化型デイサービスは、医師などは義務付けられていない。
・リハビリの内容
医師の診察結果などをもとに、個々の利用者ごとに計画書が作成される。
集団リハビリ(体操など複数名で行う)と個別リハビリ(1人ずつ個別のメニュー)の両方がある。
・施設の滞在時間
デイケアは6〜8時間程度滞在し、食事や入浴というようなサービスも受けられる施設が多い。
※リハビリ特化型デイサービスは、リハビリのみで短時間のことが多い。
デイケアを利用してみたい場合は、担当のケアマネジャーに相談しましょう。他の介護保険サービスと同様で、利用には介護認定を受けて要介護1〜5に認定されている必要があります。要支援1、2の場合は地域包括支援センターに相談しましょう。
施設によって、設備や個別リハビリがあるかどうかなど、サービス内容が異なります。
契約する前に、ぜひ見学に行きましょう。
※デイケアについては以下の記事で詳しく紹介しています。
「デイケアとは?サービス内容から申請方法・よい施設の選び方まで解説」
「デイサービスとデイケアの違いは2つ!選び方や料金比較も解説」
いかがでしたか。
この記事の概要をまとめると以下のようになります。
・一般的なデイサービスでは、日常生活の動作を改善する機能訓練が受けられる
・リハビリ特化型デイサービスは、短時間でリハビリに注力したサービスが受けられる
・デイケア(通所リハビリテーション)には、医師や理学療法士など専門性の高いスタッフがいるので医療に基づいたサービスが受けられる
気になるサービスがあれば担当のケアマネジャーに相談してみましょう。
あなたにあったサービスが見つかりますように!
私たちが運営する「そよ風」公式サイトでもデイサービスについて紹介しております。お気軽にご覧ください。
※当該記事に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。また、記事中の触れられている法的見解についての責任は一切負いかねます。所管の自治体窓口または弁護士等の専門家にご相談下さい。「そよ風」のサービスに関してのお問い合わせや不明点は、お問い合わせフォームより受け付けております。
私たちは全国でデイサービス「そよ風」を運営しています。
公式サイトよりお気軽に施設検索してみてください。
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株式会社SOYOKAZE
事業統括本部部長(拠点サポート部署)
渡邉 祐貴
(介護福祉士・介護支援専門員)
介護現場に10年従事し管理者、生活相談員、計画作成担当者など様々な役務をデイサービス、ショートステイ、グループホームで経験。介護福祉士、介護支援専門員等の資格を取得し、介護の専門性を磨く。
その後、現在の役職となり介護業界での経験は約20年。
現場の感覚を忘れずに、課題や問題点を抽出し、その対策に日々取り組んでいる。
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介護保険サービスは20種類以上あり、それぞれ用途やご利用目的が違います。
「どのサービスを使ったらいいのかわからない!」という方は、
まずはどんなサービスがあなたに適しているのか簡単にチェックしてみましょう!
最大4つの質問に答えていただくだけで、おすすめの介護保険サービスを紹介します。
介護保険サービスを利用するには行政が実施する要介護認定にて
要支援または要介護の判定を受けている必要があります
介護保険サービスはご自宅で生活しながら使うものと、施設に移り住むものがあります。
ライフプランに合わせて選択してください。
ご自宅でご利用できる介護サービスにはスタッフがご自宅に来てくれるものと、
介護が必要な方が通う施設があります。
ご自宅に来てもらうと住み慣れた環境で過ごせます。
施設に通うと他のご利用者との交流やレクやリハビリが充実しています。
移り住む施設の中には認知症のケアに特化しているものがあります。
施設を選ぶ際は認知症の有無をひとつの基準にしてみましょう。
日常生活を送るうえでどのくらい介護が必要かによって適している施設は変わります。
介護度を基準に選択してみましょう。