「そよ風」の施設を探す
北海道
『デイサービス』と『デイケア』は名称も似て、「一体どんな違いがあるの??」と、わからない方も多いのではないでしょうか。
どちらも自宅から通って介護サービスをうけるということに違いはありませんが、その大きな違いは「医師が常勤しているか否か」です。
例えば、骨折や関節症、脳卒中などから日常生活に復帰できるよう回復を目指すなど、医療ケアや専門的なリハビリが必要な方は「デイケア」を選ぶことをおすすめします。
また、デイサービスに比べてデイケアは施設が少なく探すのに時間がかかったり、料金が高めという点もあるので、サービス内容の違いをよく理解して、より現状にあったサービスを選ぶことが必要となります。
そこで、ここでは、
について簡単にわかりやすくまとめました。
この記事を読んでいただければ、その違いが理解でき、より現状にあったサービスを選ぶことができるでしょう。
※当該記事に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。また、記事中の触れられている法的見解についての責任は一切負いかねます。所管の自治体窓口または弁護士などの専門家にご相談ください。「そよ風」のサービスに関してのお問い合わせや不明点は、お問い合わせフォームより受け付けております。
冒頭でも説明しましたが、どちらも自宅から通って介護サービスをうけるということに違いはありません。
過ごし方をイメージしやすく簡単に言うと下記のような感じです。
デイサービスでも機能訓練といわれる日常生活の中で必要な身体機能回復・維持のためのリハビリが行われますが、デイケアのリハビリとは異なります。
また、デイケアには医師が常駐していますが、デイサービスにはいません。
デイサービスは、別名では「通所介護」といい、デイサービスセンターなどの福祉施設で行われます。
自宅まで送迎をしてくれ、日常生活に必要な介護などのサービスが受けられます。
要介護1~5の認定を受けた方
など。
また、施設ごとに特徴やサービス内容が異なり、最近では、料理に特化したものやデイケアとは異なるリハビリに特化したもの、認知症のケアに対応したものなど、様々な種類が増えています。
デイサービスについて詳しく知りたい方はこちら「【デイサービスとは】特徴、費用、おすすめ、種類などを簡単解説!」
デイケアの別名は「通所リハビリテーション」といわれ、その名のとおりに主治医の指示をうけてリハビリを行うことが目的となります。
また、通う場所も病院など医療機関や、主にリハビリや医療ケアを必要とする方が入居できる施設「介護老人保健施設」などとなります。
など。
あくまでもリハビリが中心となるために、送迎や食事、入浴介助などの介護サービスは、簡易化されていることもありますが、レクリエーションなどが楽しめる環境のところもあります。
デイケアについて詳しく知りたい方はこちら「デイケアとは?サービス内容から申請方法・よい施設の選び方まで解説」
デイケアがリハビリ中心のサービスということは分かりましたが、どちらも食事や入浴のサービスに加え、機能訓練など一見すると同じような印象を受けます。
どちらを選べばいいのか迷いますよね。それぞれどんな方におすすめなのか選ぶポイントをみていきましょう。
リハビリをしっかりと受けたいという方でも医療的ケアが必要でないのであれば「デイサービス」をおすすめします。
その理由は、デイサービスでも医師がいないというだけで、専門的なリハビリを提供しているところが多くあるからです
退院したばかりで病院同様のハビリを継続したい方や、医療的ケアが必要な方は「デイケア」を選びましょう。
デイサービスと比較すると施設数も少ないため、早めに検討しましょう。
デイサービスとデイケアは、どちらも施設の規模や利用時間、要介護度によって料金が変わってきますが、目安として料金を比較してみましょう。
デイサービスとデイケアの1回あたり7時間未満で利用する場合の料金を比べてみると、デイケアの方が高めになっているのがわかります。
自治体や施設により異なってきますので、それぞれの施設での確認が必要となりますが、デイケアの方がデイサービスよりも1回あたり100~300円程度高い設定になっていることが多く、施設によっては、それ以上の差がある場合もあります。
デイケアの方が高いのは、医師やリハビリの専門家などの配置があることや、専門的なリハビリ内容によるものです。
<例>要介護1~5:利用者負担1割/1回につき(6時間以上7時間未満)
※2024年6月時点
※施設の規模や所要時間によって費用が異なります。
※送迎の費用も含まれています。
※日常生活費(食費・おむつ代など)などは含まれていません。
※そのほか各種加算あり
デイサービスとデイケアの基本的な違いは理解いただけたかと思いますが、デイケアからデイサービスに変更したり、どちらも利用することは可能です。
そのタイミングや条件など、それぞれ詳しくみていきましょう。
デイケアでのリハビリによる回復で、医療ケアなど専門的なリハビリの必要性がなくなった場合は、デイサービスに移行することが可能です。
基本利用料金がデイケアの方が割高であることからも、医療ケアがいらなくなるまで回復したら、デイサービスに移行することを考えましょう。
あと少しリハビリをしっかりとやっておきたいという場合にも、デイサービスの中には、機能訓練に力を入れているところや、リハビリに特化したところ、リハビリの要素を組み込んだものを取り入れているところが増えてきています。
このような施設を実際に見学や体験してみるのがおすすめです。
利用サービスの変更や希望をケアマネジャーに伝え相談してみましょう。
それぞれサービスの内容が異なることから、やはり、どちらも利用したいという方もいるかと思います。
結論からいうと、両方利用することができます。
介護保険を適応する場合、要介護1~5の認定を受けていれば併用が可能です。
ちなみに、要支援1・2の方は、介護保険を適応する場合、デイサービスの利用ができないため基本的にはデイケアのみの利用となります。
ただし、全額自己負担をすれば利用できるデイサービス施設や、”介護予防サービス”のデイサービスであれば利用が可能です。
どちらも利用したい場合はケアマネジャーに相談してみましょう。
いかがでしたか?
どちらの利用が適しているかは、身体状態や利用目的によって異なることを理解いただけたと思います。
デイサービスとデイケアの違いを理解しておくことで、より現状にあった施設の選択が可能となり、経済的な負担も軽減されます。
家族やケアマネジャーとよく相談しながら、より現状にあった施設を選んでみてくださいね。
※当該記事に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。また、記事中の触れられている法的見解についての責任は一切負いかねます。所管の自治体窓口または弁護士などの専門家にご相談ください。「そよ風」のサービスに関してのお問い合わせや不明点は、お問い合わせフォームより受け付けております。
私たちは全国でデイサービス「そよ風」を運営しています。
公式サイトでは施設検索も可能です!
株式会社SOYOKAZE
事業統括本部部長(拠点サポート部署)
渡邉 祐貴
(介護福祉士・介護支援専門員)
介護現場に10年従事し管理者、生活相談員、計画作成担当者など様々な役務をデイサービス、ショートステイ、グループホームで経験。介護福祉士、介護支援専門員等の資格を取得し、介護の専門性を磨く。
その後、現在の役職となり介護業界での経験は約20年。
現場の感覚を忘れずに、課題や問題点を抽出し、その対策に日々取り組んでいる。
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介護保険サービスは20種類以上あり、それぞれ用途やご利用目的が違います。
「どのサービスを使ったらいいのかわからない!」という方は、
まずはどんなサービスがあなたに適しているのか簡単にチェックしてみましょう!
最大4つの質問に答えていただくだけで、おすすめの介護保険サービスを紹介します。
介護保険サービスを利用するには行政が実施する要介護認定にて
要支援または要介護の判定を受けている必要があります
介護保険サービスはご自宅で生活しながら使うものと、施設に移り住むものがあります。
ライフプランに合わせて選択してください。
ご自宅でご利用できる介護サービスにはスタッフがご自宅に来てくれるものと、
介護が必要な方が通う施設があります。
ご自宅に来てもらうと住み慣れた環境で過ごせます。
施設に通うと他のご利用者との交流やレクやリハビリが充実しています。
移り住む施設の中には認知症のケアに特化しているものがあります。
施設を選ぶ際は認知症の有無をひとつの基準にしてみましょう。
日常生活を送るうえでどのくらい介護が必要かによって適している施設は変わります。
介護度を基準に選択してみましょう。