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「老人ホームの入居にあたって事前に見学に行こうと思っているけれども、何を準備すればよいの?どこをチェックすれば良いの?」
と悩んでいませんか?
老人ホームの見学は無料ですることができ、事前準備と見学時のポイントを抑えれば、限られた時間の中で有意義な見学にすることができます。逆に何も準備せずに見学に行くと、聞きたいことを確認することができず、何度も見学が必要になるなど手間がかかる可能性もあります。
そんなことにしないためにも、この記事ではチェックリストの見本がダウンロードできますので、ぜひ参考にしてみてください!
ダウンロードはこちら「見学時チェックリスト」
この記事では、
についてご紹介します。
老人ホームへの入居は新居に引っ越すことと同じですので、入居後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐためにも、この記事でご紹介する見学についてのポイントをおさえ、入居前に見学することをオススメします。
なお老人ホームの見学に行く前にどんな準備をしたらいいのか、普段みなさんが不安に感じていることを、簡単に動画にまとめておりますので、こちらもあわせてご覧ください。
※当該記事に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。また、記事中の触れられている法的見解についての責任は一切負いかねます。所管の自治体窓口または弁護士等の専門家にご相談下さい。「そよ風」のサービスに関してのお問い合わせや不明点は、お問い合わせフォームより受け付けております。
「老人ホーム」と一言で言っても、有料老人ホームやグループホーム、サービス付き高齢者向け住宅など、様々な種類があるのをご存じでしょうか。
受けられるサービスや、受け入れ条件が異なりますので、見学に行く前にある程度種類を絞る必要があります。
例えば、一部ではありますが以下のような種類があります。
有料老人ホーム:「介護付」「住宅型」「健康型」の3タイプがある高齢者向け施設
参考記事:【有料老人ホームとは】特徴、料金、サービス、一日の生活を簡単解説
グループホーム:認知症の高齢者が共同生活を送るための施設
参考記事:グループホームとは?認知症ケアに特化したサービス・費用・選び方
サービス付き高齢者向け住宅:比較的お元気な高齢者向けの賃貸住宅
参考記事:サ高住とは高齢者向けの賃貸住宅のこと!住むべきオススメの人とは?
他にも自宅から移り住んで利用する老人ホームは様々種類がありますので、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事「【一覧で簡単にわかる】老人ホーム11種類の特徴や違い・費用・選び方」をご覧ください。
見学に行く前に、希望や条件に合った老人ホームはどこなのかある程度絞ってみましょう。
いざ見学となったときには、
の2つを事前に準備しておくとスムーズにいきます。
見学までの流れは以下のとおりです。
①資料請求をして老人ホームの概要を確認する
↓
②見学候補を絞る
↓
③見学内容の希望をまとめる
↓
④老人ホームに連絡して見学予約をする
↓
⑤見学チェックリストの作成
↓
⑥見学当日
①資料請求をして老人ホームの概要を確認する
まず初めに、資料請求をして老人ホームの概要を確認しましょう。
など資料からでも多くの情報を得ることができますので、気になった老人ホームの資料は積極的に取り寄せてみてください。
なお、資料請求は電話またはホームページより簡単にできます。
※私たちが運営する「そよ風」でも、公式サイトより資料請求ができます。まずは施設検索をし、施設詳細ページより資料請求してみてくださいね。(一部資料請求ができない施設もございます。ご了承ください。)
②見学候補を絞る
資料請求をした老人ホームの中から、見学候補を絞りましょう。
見学時間の目安は最短でも30分はかかりますので、候補数が多すぎるとかなりの時間を要します。逆に絞りすぎても、比較が不十分で正しい選択ができない可能性があります。
2~4カ所程度に絞って見学をすると、比較検討できてオススメです。
見学候補を絞る際は
など見学をしなくてもわかるポイントに優先順位をつけて絞るとよいでしょう。
③見学内容の希望をまとめる
見学の際の希望がある場合は事前にまとめておきましょう。
安心して入居いただくため、見学の際には比較的可能な範囲で対応をしていただけることが沢山あります。
など。当日の対応でも可能な場合もありますが、なるべく事前に伝えられるようにしましょう。
④老人ホームに連絡して見学予約をする
見学をするには見学予約をする必要があります。
老人ホームにより、電話またはホームページからの予約になりますが、予約の際に入居条件に関わる質問をされる可能性がありますので、確認をしてから連絡をするようにしてください。
また、③で記載したように、見学時の希望がある場合は合わせて確認をするようにしましょう。
【確認しておくべき項目一例】
※そよ風公式サイトからも、見学予約が可能です。まずは施設検索をし、施設詳細ページより見学予約をしてみてくださいね。
⑤見学チェックリストの作成
見学当日に慌てないためにも、事前にチェックリストを作成しましょう。
チェックポイントについては第3章で説明しますが、基本的な項目だけでなく、特に重視したい項目がある場合は気になる事項をすべてチェックするようにしてください。
見学時に使えるチェックリストの見本は
こちらからチェックできます。
ご参考にしてください。
⑥見学当日
事前に準備したチェックリストを基に見学をしましょう。
見学時に持っていくとよいもの
・資料請求したパンフレット
・チェックリスト
・筆記用具
・カメラ
・メジャー
など。
見学予約をする際に、施設担当者へ必要な持ち物を確認すると良いでしょう。
第3章では、まず全ての方にチェックしてほしい3つのポイントをご紹介。
その後7つのお困りごと別にチェックポイントを挙げていきます!
それぞれのポイントで具体例を挙げますが、チェックシートの例がダウンロードできますので、さらに細かく知りたいという方はそちらをご確認ください。
以下の3つは、全ての方にチェックしてほしいポイントとなります。
①料金
②入居後の家族との関わりあい方
③スタッフ・他入居者
老人ホームを絞るにあたり、料金がどれくらいであれば支払うことが可能なのか、あらかじめ確認をしておきましょう。
基本料金はもちろんのこと、設備追加の場合は〇円、特別食事対応の場合は〇円等、基本料金以外にも料金が発生することがありますので、必ず質問をするようにしてください。
老人ホームのスタッフも、入居するために最適なプランの相談には必ず乗ってくれます。
入居後に、「聞いてなかった!」ということがないようにしましょう。
また、入居時だけでなく、「入院になったら?」「退去時は?」など、お金についての話は確認しすぎかなと思うくらいで丁度良いので、確認しておくことをオススメします。
入居者本人だけではなく、家族とスタッフとの関係や、家族が通いやすいか等、家族との関わりあい方も注目すべきポイントとなります。
【見学おすすめ時間:面会時間】
面会時間が決められている老人ホームであれば、その時間を指定して見学に行ってみると様子がより分かりやすいです。
例えば面会に訪れる頻度が高くなりそうな場合は、面会時間や面会スペース、面会に関してのルールを確認しておくと、入居後面会するとなった時に、戸惑うことなく面会に行くことができるようになります。
いくら良い設備・環境が整っていたとしても、スタッフや他の入居者との関係が悪いと快適に過ごすことは難しいですよね。
事細かに確認することは難しくても、どういった方(性別・年齢・介護度)が多く、どういった関わりあい方をするのかは確認するようにしましょう。
例えば、入居する方がとても活発な方であれば、若い年齢層が多い方が良い、コミュニケーションが活発にできる方が多い方が良い等の希望があると思いますので、ぜひ入居するご本人と見学に行って雰囲気を体感してみてください。
以下の7つは、お困りごと別チェックポイントとなります。
① 車いす・足腰の麻痺
② 糖尿病・胃ろう
③ 認知症症状・徘徊
④ 服薬介助・誤嚥性肺炎
⑤ 体を動かしたい・不安を解消したい
⑥ 今までとあまり変化のない生活がしたい
⑦ 人生の最期までお願いしたい
車いすで自由に動けない方や足腰の麻痺がある方は、リハビリケアに注目して見学をすると良いです。
【見学おすすめ時間:午前中】
リハビリが行われることが多い時間帯ではありますが、老人ホームにより異なりますので、時間を確認するようにしましょう。
例えば、お体の症状によって個別のリハビリが必要な方は、必要な設備が整っているのか、特化した職員がいるのか、特化したリハビリをすることで別料金が発生するのか確認をしておくことで、入居後希望に沿ったリハビリがスムーズに受けられるようになります。
糖尿病でインスリン注射の必要がある方や胃ろうの方は、医療ケアに注目して見学すると良いです。
【見学おすすめ時間:食事の時間】
食事介助の様子を見たり、食事をとられている入居者の様子を見ると、入居者の方が個別の症状があったとしても、食事の時間をどのように過ごしているのか、楽しんでいるのか雰囲気を感じることが出来るでしょう。
認知症症状や、徘徊のご心配がある方は、認知症ケアに注目して見学をすると良いです。
【見学おすすめ時間:昼食後~夕方の時間】
スタッフの交代により見守り人数が減少しても、心配のない対応がなされているか確認することができます。
見落としがちな点として、転倒の危険のある小さな段差や、窓や扉の開閉部分に工夫がなされているか等、設備面を細かく見ることで、入居後安心して生活できるかどうかが分かりますね。
服薬介助が必要な方や、誤嚥性肺炎の心配がある方は、食事ケアに注目して見学をすると良いです。
【見学おすすめ時間:食事の時間】
食事内容に注目しがちになりますが、口腔リハビリが行われているかどうか等、自分で食べたり、生活するための対応がされているかどうかも重要ポイントとなります。
また、治療食や軟食対応で、別料金がかかるかどうかも合わせて確認するようにしましょう。
元気に体を動かせるのでいろいろとやりたいと思っている方や、入居に対しての不安を解消したいと思っている方は、レクリエーションに注目して見学をすると良いです。
【見学おすすめ時間:昼食後の午後】
レクリエーションが行われることが多い時間ではありますが、老人ホームにより異なりますので、時間を確認するようにしましょう。
レクリエーションの内容ももちろんですが、作品が掲示されている場合は、季節に沿ったものに変わっているか、魅せ方が工夫されているかを見ることで、スタッフの方々のレクリエーションに対する姿勢を確認することができます。
また、可能であればレクリエーションのプログラムをもらうなどすると、具体的に想像ができます。内容によって、別料金がかかるかどうかも忘れないように確認しましょう。
老人ホームに入居するからといって、今までの生活を大きく変化させたくない方は住環境に注目して見学をすると良いです。
【見学おすすめ時間:昼食前後】
設備等細かく見学するには、スタッフが多い時間帯が理想です。
居室内もそうですが、多くの時間を過ごすことになる、リビング等の共有スペースの広さや明るさ、室温や設備を確認しておくことで、入居後の生活イメージがしやすくなります。また持ち込みたい家具がある方は見学前に寸法を測り、置くことが可能か実際に確認してみましょう。
人生の最期まで老人ホームでお願いしたいと思っている方は、看取り・夜間ケアに注目して見学をすると良いです。
【見学おすすめ時間:昼食前後】
夜間に見学をすることが出来ないため、スタッフが多い時間帯に見学をして、施設責任者の方に細かく質問をするようにしましょう。
夜間の緊急時の対応が気になると思いますので、ナースコールが重なった時の対応、緊急搬送時の対応等、人数は少なくても、心配事がなくなるように時間をかけて質問をするようにしましょう。
見学時に使えるチェックリストの見本が
ダウンロードできます。
ぜひご利用ください!
第3章では見学時のチェックポイントについて説明しましたが、第4章では抑えておきたい注意点を3つご紹介します。
1人ではなく、2~3人で見学に行くのをオススメします。
家を購入する時と同じで、老人ホームの見学においては思ったよりも多くの点を見る必要があります。
なるべく多くの時間をかけたいものですが、老人ホームは見学中も通常通り運営されているので、あまり長時間滞在するのは避けたいところです。
また、2~3人で見学に行くことで、1人では気づけない点に気づけたり、男性・女性だからこそ気づける点があります。
ただし、あまり大勢でおしかけるのは、スタッフにも他の入居者にも迷惑がかかりますので避けるようにしましょう。
老人ホームの見学は、人様のお宅にお邪魔するのと同様の行為になりますので、まわりの入居者の方へのご配慮を心掛けるようにしてください。
多くの場所を見学したい気持ちは分かりますが、必ず事前にスタッフの方に許可を得るようにしましょう。
また、大きい声や大きな動きなどに敏感な入居者の方もいらっしゃいますので、普段以上に細かいことを気にかけるようにしましょう。
せっかく見学に行くのであれば、気になることは必ず質問をするようにしましょう。
スタッフも、不安なく入居してもらうために、丁寧に説明をしてくれる老人ホームが多いですので、1回の見学ですべて確認できなかったのであれば、再度見学予約をお願いしても大丈夫です。
見学で不安を取り除き、悔いのない老人ホーム選びをしましょう。
その他にも、
・施設内の写真を撮影したり、施設内のものに触れる際は許可を得る
・行く人数、時間に変更がある際は事前に連絡する
・入居者に勝手に話しかけたりしない
など将来お世話になる職員や入居者の方がいらっしゃいますので、最低限のマナーを守って見学するようにしましょう。
老人ホームの見学をスムーズに行うためのポイントをご紹介しましたが、この記事を参考に各自オリジナルのチェックシートを作成することをオススメします。
将来のお住まいになるかもしれない老人ホーム。
見学で不安を取り除き、悔いのない老人ホーム選びをしましょう。
なお私たちは全国で老人ホーム「そよ風」を運営しています。老人ホーム選びに悩んだ際は、ぜひ一度公式サイトをご覧ください。
※当該記事に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。また、記事中の触れられている法的見解についての責任は一切負いかねます。所管の自治体窓口または弁護士等の専門家にご相談下さい。「そよ風」のサービスに関してのお問い合わせや不明点は、お問い合わせフォームより受け付けております。
老人ホームの見学ご希望の方は、「そよ風」公式サイトよりどうぞ。
施設検索をして気になった老人ホームの見学をお気軽にお申し込みください。
株式会社SOYOKAZE
事業統括本部部長(拠点サポート部署)
渡邉 祐貴
(介護福祉士・介護支援専門員)
介護現場に10年従事し管理者、生活相談員、計画作成担当者など様々な役務をデイサービス、ショートステイ、グループホームで経験。介護福祉士、介護支援専門員等の資格を取得し、介護の専門性を磨く。
その後、現在の役職となり介護業界での経験は約20年。
現場の感覚を忘れずに、課題や問題点を抽出し、その対策に日々取り組んでいる。
北海道
介護保険サービスは20種類以上あり、それぞれ用途やご利用目的が違います。
「どのサービスを使ったらいいのかわからない!」という方は、
まずはどんなサービスがあなたに適しているのか簡単にチェックしてみましょう!
最大4つの質問に答えていただくだけで、おすすめの介護保険サービスを紹介します。
介護保険サービスを利用するには行政が実施する要介護認定にて
要支援または要介護の判定を受けている必要があります
介護保険サービスはご自宅で生活しながら使うものと、施設に移り住むものがあります。
ライフプランに合わせて選択してください。
ご自宅でご利用できる介護サービスにはスタッフがご自宅に来てくれるものと、
介護が必要な方が通う施設があります。
ご自宅に来てもらうと住み慣れた環境で過ごせます。
施設に通うと他のご利用者との交流やレクやリハビリが充実しています。
移り住む施設の中には認知症のケアに特化しているものがあります。
施設を選ぶ際は認知症の有無をひとつの基準にしてみましょう。
日常生活を送るうえでどのくらい介護が必要かによって適している施設は変わります。
介護度を基準に選択してみましょう。