「そよ風」の施設を探す
北海道
高齢者の親と離れて暮らしていると
と気になることがたくさんありますよね。
一緒に住む?老人ホームに入居する?など解決策はいくつかありますが、住み慣れた場所から引っ越すというのは、親にとっても子にとってもハードルが高いものです。
そこで検討したいのが「見守りサービス」!
住まいを変えずに、安心を得ることができるのでぜひ検討したいサービスです。
見守りサービスといっても、自宅にセンサーやカメラを設置するものから、介護サービスの利用、地域ボランティアによる活動など選択肢は様々あります。
そこでこの記事では、
についてご紹介します。
親と子それぞれが求めるもの、生活スタイルなどにより適したサービスは変わってきますので、見守りサービス探しにぜひ参考にしてください。
※当該記事に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。また、記事中の触れられている法的見解についての責任は一切負いかねます。所管の自治体窓口または弁護士等の専門家にご相談下さい。「そよ風」のサービスに関してのお問い合わせや不明点は、お問い合わせフォームより受け付けております。
高齢者の一人暮らしが増えていることから、見守りのニーズが高まり数多くの見守りサービスがあります。
見守りサービスについては2章で詳しく説明しますが、どのように選ぶべきなのか、まずは選び方のポイントを5つご紹介します。
1番大切なポイントは親の意向を尊重することです。
心配だから、ということでついついあれもこれもと利用したくなりますが、見守りに抵抗がある方も少なくありません。自分たちの心配という気持ちを伝えることはもちろん大切ではありますが、それよりも本人がどうしたいか、何であれば抵抗なく利用することができるのか、よく話し合うようにしましょう。
といった時間軸から、
など状況や目的に合わせて選ぶようにしましょう。
まずお手軽なものから始めて、状況に合わせてサービスを変えていくという利用の仕方も可能ですので、その時々にあったものを利用しましょう。
など安心を優先しようとするとどうしても費用が高くなってしまう場合があります。あまり費用が高すぎると親が気を遣うといったこともあるでしょう。
求める目的を満たすサービスを利用するのが最善ですが、長期的に利用することも考えて無理のない範囲で利用できるサービスを選ぶようにしましょう。
サービスによっては親が何もする必要はなく、子に通知が届くサービスもありますが、なかには親自身がボタンを押すなど操作が必要な場合があります。
操作が難しくて使えない、では利用する意味がなくなってしまいますので、機械操作がなるべく簡単なサービスを選ぶようにしましょう。
があったとしても何を選べばいいのだろう、と悩んだ時は専門家に相談することをオススメします。
など身近に相談ができる専門家はたくさんいます。
2章で紹介するサービス以外にも自治体独自で提供しているサービスや、地域に根差した企業が提供するサービスなど数多くありますので、迷ったときは相談すると良いでしょう。
見守りサービスにどんなものがあるのかわからない、という方のために6つの見守りサービスをご紹介します。
など状況や好みにもよりますが、どんなものがあるのか知るところから始めましょう。
CMなどで1度は見かけたことがあるかもしれませんが、セキュリティ会社などが提供する見守りサービスです。
費用やサービス内容は提供会社により差はありますが、
などの特徴があります。
センサーやカメラを設置(利用)する場合はもちろん費用がかかりますが、
ということを考えると、今回紹介する見守りサービスの中で一番安心感が得られるサービスだと言えます。
ただし「常に見られているのには抵抗がある」という方もいらっしゃると思いますので、その場合はセンサーのみにするなど見守られている側の意向も尊重しながら決めると良いでしょう。
月額:2,000~5,000円程度
初期:20,000~200,000円程度(買い取りかレンタルかにより大きく異なる)
センサーやカメラの設置よりも手軽で注目されているのが、アプリによる見守りです。
などアプリによりできることに差はありますが、導入が簡単な分、必要な機能のみを利用するという利用の仕方もできそうです。
ただし高齢者が利用するということで比較的簡単な操作のものが多いですが、スマートフォンに抵抗がある方は使い慣れるまでに時間がかかるかもしれません。またスマートフォンを持ち歩く必要性もでてくるので、その点が不便だと感じる方もいるかもしれません。
無料で利用出来るものも多いですが、月額費用がかかる場合もあります。
最近よく耳にするようになったIoTですが、見守り用のIoT機器というものが登場してきていることをご存知でしょうか。
家電をはじめ、電球や電池など手軽なものまで様々あり、基本的には使用したタイミングで家族に通知が届くといったことができるサービスです。サービスによっては生活リズムを確認できるものもあり、生活スタイルを変えることなく見守りサービスを利用することができます。
サービスによってはアプリが必要になるものもありますが、家族側の対応のみで利用できる場合もありますので、スマートフォンが苦手でも安心して利用できます。
本体料金と月額使用料金がかかり数千円~数万円のものが多いです。
見守りサービスと聞くと、つい「見守り」という部分に気を取られがちですが、実は介護サービスの利用も見守りにつながります。
デイサービス:日帰りで施設に通い、食事や入浴などができるサービス
→施設の介護職員や看護職員による見守り
訪問介護:ホームヘルパーが自宅で食事や入浴などの支援をしてくれるサービス
→ホームヘルパーによる見守り
このように見守りを単体で考えなくても、介護サービスを利用し、定期的に介護職員やホームヘルパーなどと接することは一種の見守りといえます。
介護サービスに興味のある方、すでに介護認定を受けている方などは、介護サービスを受けることが見守りにつながりますので、ぜひ介護サービスの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
利用するサービス、利用する頻度によりますが、介護保険が適用される場合は1回数百円から利用できるサービスもあります。
介護サービスについて詳しく知りたい方は、「介護サービス26種類の利用シーンや組み合わせをわかりやすく解説!」をご覧ください。
また私たちが運営する「そよ風」公式サイトでも、介護サービスの紹介をしております。あわせてご覧ください。
介護サービスは必要ないのだけど、食事だけ困っている…
という方にオススメしたいのが配食の際に、見守りをしてくれるサービスです。
栄養バランスのとれた食事が手軽にとれるだけでなく、配達が見守りの機能を果たすことからぜひ利用を検討したいサービスです。最近では自治体が独自にサービスを提供することも多いので、気になる方はお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
例
民生委員は厚生労働大臣から委託された相談員で、担当地域において介護や子育てに関する相談や支援などを行っています。定期的な安否確認や声がけを行う見守り支援も活動のひとつとしてあり、対象地域に居住している方であればどなたでも無料で利用が可能です。
また自治体独自でボランティアの育成や体制を構築し、定期的に高齢者の自宅へ訪問、お声がけなどをしている自治体もあります。何かサービスを利用するほどではなくても、身近に強い味方がいることは親にとっても子にとってもとても心強い存在といえるでしょう。
市区町村に問い合わせる
今まで紹介してきたものは全て何かのサービスを利用したうえでの見守りでしたが、そこまでのお金や人の協力を得なくても、「気にかけてくれる存在がいれば安心」という方であれば、地域のイベントに参加したり、趣味やサークル活動に参加して仲間と集うということも、一種の見守りといえます。
普段から積極的にたくさんの人と交流することで、
などさりげない見守りが実現可能です。
イベントやサークルに参加することで生きがいにもつながりますので、見守りの第一歩として最初に検討してみてはいかがでしょうか。
見守りサービスと聞くと、セキュリティ会社を想像される方が多いと思いますが、実は意外な企業が見守りサービスを提供しているのをご存知でしょうか。
訪問サービスや電話サービスなど、郵便局だからこそ地方でもサービスが利用しやすいという利点があります。
具体的なサービスが提供されているわけではないですが、自治体と協力し、高齢者向けの刊行物を届ける際にお声がけや配達結果を報告するなど高齢者見守りの取り組みを行っています。
郵便局やヤマト運輸など、地域に根差した企業が見守りサービスの提供をしてくれているのはとても心強いですね。
いかがでしたでしょうか。
核家族化により高齢の親が一人暮らしをするという状況が増えている現在では、こういった見守りサービスの積極的な利用により、手軽に安心を手に入れることができます。 タイプや費用などそれぞれ異なりますので、生活状況や性格にあった見守りサービスの利用をぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。
※当該記事に関する個別のお問い合わせは受け付けておりません。また、記事中の触れられている法的見解についての責任は一切負いかねます。所管の自治体窓口または弁護士等の専門家にご相談下さい。「そよ風」のサービスに関してのお問い合わせや不明点は、お問い合わせフォームより受け付けております。
デイサービスや訪問介護をご利用の際は「そよ風」公式サイトをご覧ください。
公式サイトから簡単に施設検索ができます。
株式会社SOYOKAZE
事業統括本部部長(拠点サポート部署)
渡邉 祐貴
(介護福祉士・介護支援専門員)
介護現場に10年従事し管理者、生活相談員、計画作成担当者など様々な役務をデイサービス、ショートステイ、グループホームで経験。介護福祉士、介護支援専門員等の資格を取得し、介護の専門性を磨く。
その後、現在の役職となり介護業界での経験は約20年。
現場の感覚を忘れずに、課題や問題点を抽出し、その対策に日々取り組んでいる。
北海道
介護保険サービスは20種類以上あり、それぞれ用途やご利用目的が違います。
「どのサービスを使ったらいいのかわからない!」という方は、
まずはどんなサービスがあなたに適しているのか簡単にチェックしてみましょう!
最大4つの質問に答えていただくだけで、おすすめの介護保険サービスを紹介します。
介護保険サービスを利用するには行政が実施する要介護認定にて
要支援または要介護の判定を受けている必要があります
介護保険サービスはご自宅で生活しながら使うものと、施設に移り住むものがあります。
ライフプランに合わせて選択してください。
ご自宅でご利用できる介護サービスにはスタッフがご自宅に来てくれるものと、
介護が必要な方が通う施設があります。
ご自宅に来てもらうと住み慣れた環境で過ごせます。
施設に通うと他のご利用者との交流やレクやリハビリが充実しています。
移り住む施設の中には認知症のケアに特化しているものがあります。
施設を選ぶ際は認知症の有無をひとつの基準にしてみましょう。
日常生活を送るうえでどのくらい介護が必要かによって適している施設は変わります。
介護度を基準に選択してみましょう。